近所のヤマダ電機に行って、本当に今更ながらiPadを触ってきた。
最初に持った印象は「予想外に重い」。
AppleのホームページにあるiPadの仕様を見ると、Wi-Fiモデルで680g。
私が持っているVAIO type Pの最新版の重さが最小構成で約609g。
もちろん用途も違うしサイズも異なるので一概に比べられるものではないのだけど。
でもよく言われる使い方(電子書籍リーダーとか)をするのならばもう少し軽い方が疲れなくていいかな。
(腕の筋肉を鍛えればいいじゃないか、と意見は置いておこう)
iPadの使用感などのレビューなぞ今更そこいらじゅうに転がっているだろうから省略。
しいて言えば、横に持ってiPodとして動かしたとき、スピーカーを手でふさいでしまうのでほとんど聴こえなかった、という点。
まぁ私が左利きだったというのとずらせばよろしい、ということで大したことじゃないです。
(反対に回せばいいらしいしね)
その中で気になったのがKeynote。
Apple信者がアホほどKeynoteを持ち上げ、PowerPointをこき下ろすのでどんなもんかと思って。
(注:私はPowerPointを仕事上よく使うが、PowerPointが最強のツールだとは思っていない。OOoのImpressよりはマシだとは思うけど)
ちょっと編集してみたり、スライドショーを試してみたけど、それほど劇的な差は感じられない。
むしろPowerPointに慣れると使いづらいんじゃないかと思ったりもするくらいで。
ただ、デモ用に入っていたファイルくらいのものがささっと1時間くらいで作れるのなら便利かもしれん。
つまり、プロジェクタあるいはiPad自体でプレゼンを行い、短時間でそれなり(と言ってもだいぶハイレベル)なものを作りたい場合はKeynote有利。
紙ベースでプレゼンをする場合、あるいはPowerPointである程度の機能を理解してる場合はPowerPointの方が有利かな。
高橋メソッドなんかを使う場合はKeynoteまるで意味なしですしね...。
提案するでも企業幹部に対してプレゼンするならまだしも、担当の方に説明するのにいちいちプロジェクタを持って歩くわけにもいかないし、iPadで提案してもいいけどあまり相手の頭に残らなさそう(iPadで提案してスゲーという認識しか持たれなさそう)なので、何となく一撃必殺感がありますな、Keynoteって。
なので、PowerPointを使ってるってだけでバカみたいにこきおろすどっかの元社長みたいな印象は特に持たなかったなぁ。
まぁ、短時間で話し合ってプレゼンのスライドを作るなら上記の通りKeynoteの方が簡単にいいものが作れそうだからしょうがない。
そのうち、こういった端末を持って企業に営業しに行く日が来るのかねぇ。