先月もかなり読みましたが、今月も結構読んでいます。
途中ちょっと時間がかかったりもしましたが、結果的には11冊。
まぁ、「亡国のイージス」以外は比較的薄め(あるいは単行本を二分冊している)なので、実質はその半分くらいかもしれませんが。
一覧は以下。例のごとく番号は前月からの通し番号。
75. 宗田理 「ぼくらの第二次七日間戦争 グランド・フィナーレ!」
76. さだまさし 「三国志英雄伝」
77. 海堂尊 「ナイチンゲールの沈黙(上)」
78. 海堂尊 「ナイチンゲールの沈黙(下)」
79. 福井晴敏 「亡国のイージス(上)」
80. 福井晴敏 「亡国のイージス(下)」
81. 石田衣良 「東京DOLL」
82. 海堂尊 「螺鈿迷宮(上)」
83. 海堂尊 「螺鈿迷宮(下)」
84. 海堂尊 「ジェネラル・ルージュの凱旋(上)」
85. 海堂尊 「ジェネラル・ルージュの凱旋(下)」
海堂氏の本は数年前会社の先輩から頂いたもの。
長い間自席の引き出しに眠っていたものを引っ張り出して読みました。
個人的には「ジェネラル・ルージュの凱旋」が一番好きです。堺雅人よりは西島秀俊の方が合っているように思います。
重く暗く密度が高い「亡国のイージス」も結構面白かった。
ただ、福井氏独特の各人にスポットを当てすぎでやたら時間軸がゆっくりと進むことと、2人の重要人物の心境の変化の描き方が多少乱暴だったかな、と思う。
同様の話に村上龍「半島を出よ」があるが、どちらも起こりうる話だけに恐ろしく感じる...。
重い後は軽く、と言うことで石田衣良を。
結末が意味不明だったり、そもそも言葉のチョイスが薄っぺらいなぁと思えど、暗い気持ちを元に戻す分にはちょうどよかったかと。
今年もあと2か月。残り15冊で100冊。
「年間100冊読みました!」と言えば少しはハクが付くだろうか?
相変わらず部屋の本は全然減らないけど、少しでも減らしていけるように努力します...。