[book] 2014年12月の読書

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12月は11月に続きあまり本を読まない1ヶ月でした。
ゲームばかりしていたのが原因です...。1月からは持ち直す予定。
一覧は以下。番号は前月からの通し番号です。

90. 盛田昭夫 「学歴無用論」
91. 清水一行 「社長の品格」

以上2冊...。えらい息切れようですね。

盛田昭夫はソニーの創業者の1人。
技術的な面では井深大が、営業・戦略面では盛田昭夫がソニーの黎明期を支え、躍進させました。
現在のソニーの迷走具合を天国で嘆いているんではないかと思うのです...。
人材の登用、アメリカでの戦いなど半世紀近く前の内容ながら考えさせられます。
一応大学の先輩ではありますが、それを言ったら盛田氏に「どこの大学出身かなんてどうでもいい」と言われそうなので深くは突っ込まないことにします。

「社長の品格」は電電公社からNTTに民営化する間のドロドロした権力争いとリクルート事件について描かれています。
各登場人物の性格や行動は多少デフォルメされているのではないかと思いますが、大体史実に沿っていると思います。
今でも「人の結びつき」は社内で大きいと感じています。それはその人の実力を超えることもあります。
(もちろん、実力を持っている人がコネクションを強めていくこともありますが)
社長(というか代表取締役というポジション?)にしがみつく、というのはオーナー会社にない特徴なのかもしれません。

1年間の反省は別記事で。