年明けに司馬遼太郎の「韃靼疾風録」を読み終えて、司馬遼太郎の長編を読み終えました。
その後は専ら机の上にある積ん読を(時に追加しながら)読む毎日です。
特に1~2月は仕事がほぼ定時だったこともあり、通勤時間も特に疲れることなく読書することができました。
まずは先週までに読んだリストを。
- 赤澤竜也「吹部!」
- 伊吹有喜「Bar追分」
- 樋口卓治「ボクの妻と結婚してください。」
- 関容子「勘三郎伝説」
- 有川浩「空飛ぶ広報室」
- 田村潤「キリンビール高知支店の奇跡」
- 大崎善生「聖の青春」
- 松岡圭祐「探偵の探偵」
- 司馬遼太郎「大阪侍」
- 伊吹有喜「オムライス日和 Bar追分」
- 有川浩「県庁おもてなし課」
- 内村光良「金メダル男」
- 高田郁「あきない世傳 金と銀 源流篇」
- 黒野伸一「脱・限界集落株式会社」
- 荒木飛呂彦「荒木飛呂彦の漫画術」
- 伊吹有喜「情熱のナポリタン Bar追分」
- 長谷川豊「報道ステーションは正義か不実か」
- 山口百恵「蒼い時」
...以上18冊。ジャンルも何もなく、家に積んであるものをとにかく読みまくった感じです。
オススメは連作を全て読みましたが「Bar追分」。今一番続きが気になっています。
既にドラマ化や映画化されている作品が多いですが、この「Bar追分」も話が落ち着いたらドラマ化されそうな気がします。それくらいに登場人物が魅力的です。
「蒼い時」は最近の芸能界に起こっている話題がそっくり30年以上前にあったような感じ。例えば金銭トラブルしかり、マスコミとの関わりしかり、結婚や引退など。歴史は繰り返しているというか、何も体質は変わらないんだなぁと思う。
有川浩(「空飛ぶ広報室」「県庁おもてなし課」)は相変わらず安定して面白い。基本的に彼女の小説は根っからの悪人が出てこない気がする(そういう物語が多いのかもしれないが)。図書館戦争は読んだことがないが、また雰囲気が違うのだろうか。今度読んでみよう...。
「報道ステーション~」は当時調子に乗りすぎてあまり取材せずに書いていたんだろうなぁ...という内容。それ以前の著作も読んでいたので、以前の焼きなおしのようなものが多くあまり新しい内容がない上、四方八方斬りまくり過ぎて何も得るものがない(というか早河洋をヨイショしすぎ)。彼はその後人工透析患者の話題でアナウンサー業をやめてさっさと政治家に転向してしまったけど、できれば政治家の側ではなく追及する側でいて欲しかったなと思う。
「聖の青春」は面白かったが将棋が分からないと難しいかもしれない(私もそんなに知っているわけではないので難しい)。映画が見てみたくなった。
積ん読がほとんどなくなってきたので、今後は押入れにある(読んでない)本も引っ張り出して読んでいこうと思います...全部読み終えるのはいつのことやら。