春の北陸旅行・3日目

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3日目になると割と疲労が...。
前回もそうだったが、毎日移動する方式はあまり身体に良くないかも。
チェックアウトの時間があるし、1日で見て回らなければならない強迫観念がある。
2回目来るときはゆっくり来よう...と言うことで移動。この日は金沢へ。
前日と同様「あいの風とやま鉄道」で。
ちなみに「あいの風とやま鉄道」は倶利伽羅駅で「IRいしかわ鉄道」に切り替わります。
全然意識できなかったけど...。
高岡から20分ほどで到着。
降りて圧倒された。何という人の多さ!富山とは大違い
新幹線の効果はここまで如実に出てくるものなのだろうか。
荷物をコインロッカーに預け、散策開始。
まずは尾山神社へ。主祭神は前田利家公と言うことで境内にも銅像がありました。さらにまつ(芳春院)の像も。
ここの神門はかなり独特な形をしているので必見です(重要文化財)。
そこから東へ行くと金沢城(尾山御坊)の石垣が見えてきます。
実際ここまで大きいとは思っていなかったが、かなり広い敷地でした。
ここにはつい20年くらい前までは大学が建っていたそうで、広さとしては申し分ない模様。
本丸などは残っていない代わりに石垣は時代によって様々なものが残っておりとても興味を引かれるものでした。
そこから兼六園に移動。前回は確か入らなかったように思う...。
とにかく豪華と言うか趣向が凝らされているというか人が多いというか。
庭園はもっとゆっくりと見て回るものだと思いますが、人が多すぎて歩き回るしかない感じでした。
これで日本三名園に行ったことになりますが、個人的には後楽園(岡山)が一番良かったです。
兼六園を出て香林坊を抜けて長町武家屋敷跡へ。
武家屋敷跡の特徴は土壁。独特の形をしている上、武家屋敷を通じて統一されているので美しい。
(統一することで方向感覚を狂わせるのだとか...)

この時点で昼はかなり過ぎていたので、昼食を摂りたくなってきた。
が、店が見つからず...。
とりあえず金沢駅に戻って荷物を引き取り、駅ビルにあった無印良品で靴下を購入して近江町市場へ移動。
ここには市場として直売しているだけでなく寿司屋などが並んでいるのだ。
が...全て行列。並ぶ元気もなかった(この時点で12km歩いていた...)のでホテルに移動。
チェックイン可能時刻とほぼ同時にチェックイン。500円払うとアップグレードできるというのでお願いしてみた。
...エロ過ぎでした。何で男1人で泊まるのにガラス張りのシャワールームとか必要なのよ。
(厳密にはユニットバスではなくシャワーが別にあるということで割と好印象でしたが)
少し休憩し、昼食をパスした分夕食で取り返そうと移動。
香林坊周辺の寿司屋(で明らかに怪しそうじゃないところ)は全て回ったと思う。が、全て満席。
休前日の夕食は予約がないと食べられないっぽい。
移動中に見つけた居酒屋に入る。最初は客がいなかったけど、ものの10分くらいで一杯になった。
ここであおさの天ぷらと白エビの天ぷらを頂く。どちらも初めてだったが絶品でした。
尾山神社辺りの少し裏道にある「かねき屋」さんです。おでんと治部煮が食べられなかったのが残念。次回は必ず。
日本酒を2合いただいたので割と気持ちいい感じになってましたが、どうせ最終日だからということで一旦ホテルに帰った後再度お出かけ。
今度はバーに。ホテルのすぐ近くに良いオーセンティックバーがありました。
年齢不詳(と言っても私よりは少し上の方でした)のマスターがやっているお店。
聞くとやはり新幹線が開通してからこっち、明らかに休日時の人口が増えているように感じるようです。
あと多国籍感。兼六園もかなりの海外の方が来訪していました。
バスの乗り方のネタやらを話しているとお客さんも入ってきて忙しくなってきました。
昔足しげくバーに通っていたときもそうでしたが、一人で飲んでいるときは他人の話に耳を傾けるのが楽しいです。
結局3杯ほど頂いてご馳走さましました。
「コハク・バー」というところでかなりオススメです。フレッシュフルーツを使ったカクテルが特徴的の模様。
マスターの包丁さばきはかなりのものでした。バーに行ったことがない方も是非どうぞ。
またいつか金沢に来たときは行こうと決めてホテルに帰りました...。
結局まともに食事したのは金沢だけだったという、ね...。