私が初めてプログラミングと言うものに触れたのはもう16年も昔の話です。
正確にはその前、中学時代にLogoとBASICを触りましたが、何のことやらさっぱり分からないまま大学まで来ました。
今思えばあの程度の知識でよく電気系の学科を受けたものだ、と恐ろしいものを感じます。
デジタルネイティブな世代が羨ましい...。
で、そんなプログラミング初心者の私が買った最初のC言語本は林晴比古「新C言語入門」。
...正直、私にとっては入門書ではなかったですorz
何となくは分かったけど、敷居は高い気がしたのです。
大学1年の実習は結局配布されたプリントで何とかやり過ごした、と思います。
その後何となくプログラム言語は使えるようになったが、ポインタの理解などまだまだなところがたくさんあった。
そんな中何とかしないといけない、ということで買ったのが柴田望洋「定本 明解C言語 入門編」。
これはかなり分かりやすかった。例題も豊富だったし、ポインタに関する説明が特に理解しやすかった記憶がある。
その後同氏の「秘伝C言語問答 ポインタ編」でポインタをしっかりと理解し、C言語を使いこなせるようになった。
(この知識はプログラマとしてバイトしていたときにも大いに役に立った)
そこから原点回帰でK&R。今更、なところもあったが必要な知識も大いにあった。
C言語本として最後に買ったのはピーター ヴァン・デ・リンデン「エキスパートCプログラミング」。
はっきり言ってマニアックすぎます。
が、これを読むと確かにエキスパートになった気になれるのが不思議。
ちなみにキワモノとして「C言語を256倍使うための本」というのも買ったことがある。
これは...まぁネタみたいなものです。入門を脱して、それなりに使うようになってから読むとものすごく楽しく読める本です。
私が読んだときには既にネタが古かった(DOS向けの技とか)ので、笑って流すのが正解かと。
今更C言語から始める人はほとんどいないと思うが、上記(最初のを除く...)はオススメです。
既に絶版になっていたり、タイトルが変わって再販されているものもあるが、探してみてはいかがでしょう。