聖闘士星矢Ω

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日曜早朝にやっている「聖闘士星矢Ω」。
先週はとうとう黒幕が出てきました。
その名も...「サターン様」。
前回はマルス=火星で、今回はサターン=土星。
天界編はアルテミス=月だったのと、父親はゼウス=木星なのでまぁ順当と言えば順当。
が...これまでの物語を考えると少々ややこしい。

まず、土星の英名Saturnの元になったのはローマ神話のサートゥルヌス(Sāturnus)
これはギリシャ神話のクロノス(Κρόνος)と同一視されている。
どちらも農耕神である。
で、ギリシャ神話にはもう1人クロノス(Χρόνος)がいる。見れば分かるように綴りが若干違う。
こちらは時間の神。
今回のパラスの手下たちはクロノテクターに身を固め、時間を操る能力を持つ。
(セイント=聖闘士のように、パラサイト=刻闘士と書く)
が...上記のように、サターンは農耕神。残念ながら時を操る神様ではない。
まぁ確かに農耕神のようなのほほんとした神様と死闘を繰り広げるというのはどうも考えにくい。
同じ発音で時間の神のクロノスに寄せた方が話を作りやすい。

...と言うか、何故にローマ神話?
(ついでにマルスもローマ神話)
ギリシャ神話どこに行ったのよ?ならアテナはミネルヴァでしょうが!
アポロンとかアルテミスとかポセイドンとかと戦うとか戦わないとか言ってたんじゃないの!
バキッと最初からクロノスにしておけば何も問題なかったのに。
(そうなると一級パラサイトは土星の衛星から名前を取ってるから余計ややこしいけど)
ちなみにハーデスはクロノスの子なので、昴の子は瞬?...いやいや。