6月末から「私本太平記」を読み始めました。
青空文庫で読んでいるので、厳密には講談社の「吉川英治歴史文庫」のサイズとは違いますが、一応1冊としてカウントします。
一覧は以下。前月からの通し番号です。
42. 吉川英治 「私本太平記(一) あしかが帖」
43. 近藤哲生 「はじめてのプロジェクトマネジメント」
44. 吉川英治 「私本太平記(二) 婆娑羅帖」
45. 氷室冴子 「ホンの幸せ」
46. 吉川英治 「私本太平記(三) みなかみ帖」
47. 安田佳生 「採用の超プロが教える 伸ばす社長つぶす社長」
48. 吉川英治 「私本太平記(四) 帝獄帖」
49. 吉川英治 「私本太平記(五) 世の辻帖」
7月は結局8冊。7か月で49冊。うむ、よいペースである。
基本的に私本太平記→普通の本の繰り返しにしようと思っていたのだが、連休だったりで読まない日が入ったため続きで読むようになりました。
今朝(六) 八荒帖を読んだのでこれでほぼ半分。一気に読むと8月には読み終えることになります...。
「採用の~」についてはAmazonの古本でタイトル買いした気がするんですが、多分「部下を伸ばすかつぶすか」という意味で買った気がします。
が、内容はそうではなく、「会社の業績を伸ばすかつぶすか」というところが主題でした。ので、ちょっと期待ハズレ。
「はじめての~」については、確かに「はじめて」感がありました。かなりライトな内容なのですぐ読めると思います。
が、本当にツライ状況である部分もライトに書かれているので、そういった部分の要諦を抑えるのであれば、他の書籍の方がよいです。
また、プロジェクトが始まる前の計画段階での「生みの苦しみ」や「PJ遂行時の抵抗勢力との戦い」については「V字回復の経営」などを読むとよい補足になります。
PJの失敗事例については「失敗の本質」を読むとよいでしょう(時節柄)。
上記の本に入る前の入門として「はじめての~」はちょうどよいと思います。