以前赤チャートで勉強していました。
...いや、そんなに昔の話ではなく、ほんの3年前です。
数学Iが終わるところまでやっていたのですが、ちょうど新課程に入るということで数学IIが買えなくて断念しました。
元々高校数学をやり直したのは大学数学や大学で学んだ物理をよく理解しないまま卒業した後悔からでした。
自分の研究分野に関わるところは押さえていたのですが、それもかなり限定的な分野だし、そもそもフォノン散乱とかもよく分かってなかったし!
よく卒業、ひいてはよく修士取れたなぁ...(遠い目)。
ちなみに、仕事などで追い込まれると未だに「単位が足りない」夢を見ます。本当に。
「あとあれとあれを取って、単位が○になるからギリギリか...大丈夫だろうか、留年しないだろうか...あ、もう社会人だった(安心)」→起きるのパターンが鉄板です。
ということで!チャート式ふたたび。信頼の赤チャート 数学I+A。
そして教科書傍用はオリジナル数学I/数学A。
長いこと証明問題などから遠ざかっているので、久しぶりに論理脳を取り戻したいと思います。
ちなみに、私は長谷川豊氏のことは応援していますが、「数学より実学」と言う意見には反対です。
それこそ長谷川氏が挙げてるような教科は学校で学ばずともテレビで池上彰氏や長谷川氏が面白く分かりやすく伝えればよろしい。
何故ならそれは「知識」だから。覚えれば何とかなる話だからです。
問題はその知識を矛盾なくどう使っていくか、「考える」という作業が必要なのです。
残念ながら日本人の多くはこの作業がものすごく下手です(私もどちらかと言うと苦手です)。
ロジカルに物事を考える訓練として数学を学ばせるようにした方が、「知識」だけ伝えるよりよほど最終的に武器になります。
今の中学・高校の数学教師がこの「論理的に数学を解く」ことをちゃんと伝えているかというと大いに疑問ですが。
(少なくとも数学を「サインコサイン」と「微積」くらいしか上げられない氏の意見を見る限り。)