2012年の後半から、毎週1冊本を読もうと決めた。
元々読書は好きだったが、最近は「疲れているから」とか「ビジネス書を読むため」とか理由を付けて読むのをやめていた。
きっかけは吉川英治「新・平家物語」を読破しようとしたことだが、調子に乗ってGoogleカレンダーに予定を書き込んだところ、2014年末までビッシリ書くことになった。
基本的に小説は行き帰りの通勤時に読んでいる。私は読むのがあまり早くないので、通勤1時間程度(乗り換え時間等徒歩含む)で50ページ程度。
つまり行って帰って100ページ。平家物語は400ページ余りだったので1週間でちょうどいいくらい。
ということで下半期に読んだ本の一覧を残しておく。
(既に本ブログに掲載したものもあるが)
吉川英治「新・平家物語」(一)~(十六)
津田晃代「最後のストライク 津田恒美と生きた2年3カ月」
原田宗典「し」
村上龍「半島を出よ」(上)(下)
司馬遼太郎「梟の城」
さだまさし「アントキノイノチ」
皆川ゆか「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」
秋山香乃「歳三 往きてまた」
夏野剛「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」
長谷川誠「心を整える」
バラエティ豊かです...。
以上、26冊。1年は大体52週なのでちょうどいいくらいでしょうか。
ふと考え事をしながら読んでしまうと読み飛ばしてしまうので、(読み直すため)時間がかかるのです。
やはり新・平家物語が大きかったです。壮大なスケールもあり、読んだ後の充実感もあり。
おかげでその後すぐに読んだ半島を出よはそのギャップの激しさ(平安時代と現代というのもあるし、書き味というのもあるし)でかなり読むのに時間がかかりました。
オススメは新・平家物語です。16冊あるので時間がかかりますが、とても面白いです。
源平だけではなく、市井の立場から描いているところも特徴でしょうか。
各巻で描いている内容をざっと書いておきます。
(一) 清盛登場(二十歳)~鳥羽法皇の死
(二) 保元の乱~平治の乱(前半)
(三) 平治の乱(後半)~平家躍進(滋子入嫁)
(四) 二条天皇の死~義経放浪(前半)
(五) 義経放浪(後半)~鹿ヶ谷の陰謀
(六) 鬼界ヶ島流罪~治承三年の政変
(七) 以仁王の挙兵~頼朝挙兵~鎌倉奪取
(八) 富士川の合戦~清盛の死~木曾義仲躍進
(九) 倶利伽羅峠の戦い~一門都落ち
(十) 水島合戦~義仲の死
(十一) 一の谷の合戦~重衡捕縛
(十二) 重衡護送~屋島の合戦(前半)
(十三) 屋島の合戦(後半)~扇の的~壇ノ浦への道
(十四) 壇ノ浦の合戦~平家滅亡
(十五) 頼朝・義経の仲の亀裂~静御前の舞
(十六) 義経流浪~勧進帳~衣川の合戦~終結
※かなりざっくり書いているので、必ずしもビシッと切れているわけではありません。あしからず。
2013年は57冊の予定。...1週間に1冊以上らしい。
特に今年は後半で山岡荘八「徳川家康」26冊を読む予定。
昔読んだ横山光輝のマンガはなかなか竹千代が出て来なくてすぐにリタイヤしましたが...今度はそれを知っているから多分大丈夫。
面白い本があったらまた本ブログに載せる予定です。