基本的に我が家のサーバはセキュリティ面も考慮して最新のOSバージョンにアップグレードしています。
昨年末12.0-RELEASEが公開されましたので、今更ながら更新しました。
(リリースされたことに気づいていなかった...)
アップグレード自体は程なく完了し、Webページ自体は表示されていたみたいですが、細かいところで色々と問題が発生していた模様。
で、それを改善するため昨日通勤中にスマホからSSH接続してpackageのアップグレードをして再起動したところ...
つながらなくなったorz
我が家のサーバは特定国からのアクセスを防ぐためファイアウォールを設定しており、IPアドレス帯の変更に備えて毎週更新をかけています。
なので、それが暴走してどこからもアクセスできない引きこもり状態になったのかと...。
帰宅してから色々と驚いた!
たぶん10くらいから予兆はあったのかもしれないけど、11系では特に問題がなかったので気づかなかった。
大きなところだと、bindが削除された?ことか。
(おそらくpackageで改めて入れなおせば使える気がするが...)
おかげで家の中で名前解決ができねぇ...。
今後も更新するたびに消されそうな気がするので、思い切ってunboundを入れてみた。
named.confとだいぶコンフィグの書き方が違うので若干苦労した。
(CNAMEがうまく動作しないのはunboundの仕様なのか?)
が、DNSサービス再開完了。無事名前解決ができるようになった。
次、ファイアウォール。
とりあえずスクリプト(Rubyで作った)一発叩けば元に戻るかなーと思ったら...。
rubyがないorz
どういう経緯かは存じ上げませんが、rubyが削除されていた。
意味が分からないが、とにかくrubyを再インストール。
復活後スクリプト再実行で復活。バージョンを上げている気がするけど、特に問題なく動いて良かった。
最後にこのサイト。
Apacheはあまり影響なく動いていたけど、検索ができなかったりそもそもブログを書こうにも管理用ページが表示されなかった。
よく見たら...MySQLが削除されているorz
何となく12.0の影響ではなくて、packageのバージョンアップに伴ってremoveフラグが立ってるけど代替packageが指定されずに消しっぱなし、みたいな感じになってるのかなぁ、と思ったりする。
割と迷惑な話だけど、仕方がないので再インストール。
MySQLはバージョンを上げたかったけど、Perl用のMySQL接続モジュールに制約があるので旧バージョンをインストール。
MySQLもMariaDBと分裂して久しいし、今後入れ替えていくことも考えた方が良いかも。
その他遠隔で接続するサービスは一応確認済み。
細かいところではまだ問題があるかもしれないが、まずは復旧完了。
遠隔で色々とできるのは便利だけど、動いていたのが動かなくなって接続不可になるのは結構キツい。
そう言えばこのサーバ、いつ頃から使ってるのかなーと思って過去ログを検索してみたら...。
2012年か!もう7年も使っているんですねぇ...。
読み返してみると...
2012年5月: サーバ故障に伴い全取り換え(このときFreeBSD 9.0-RELEASE)
2013年1月: 9.1-RELEASEにアップグレード
2013年10月: 9.2-RELEASEにアップグレード
2014年11月: HDD換装。ついでに10.1-RELEASEで再インストール
2016年1月: 10.2-RELEASEにアップグレード
2017年4月: 11.0-RELEASEにアップグレード
2017年8月: 11.1-RELEASEにアップグレード
結構ちょいちょいいじってるなぁと思います、我ながら。
7年使ってますけど、HDDは5年前(それでも5年前...)に換装したりしているので厳密には全て7年経っている訳ではないです。
とは言え、さすがに作り替えの時期かなーと思っています...7年前のPentium Dual-Coreなのでそんなに処理速度高くないですしね。
(以前数値計算をさせたときにえらく時間がかかってショックを受けた)
その際は若干各種サービスが止まる可能性がありますが、ご了承くださいませ。